HISTORY
PROLOGUE
ある建材資材メーカーに勤務していた佐藤和夫(藤工創業者)が、システム天井をオーストラリアから輸入・販売する業務に携わる。
システム天井そのものがまだ知られていない時代、売上が思うように伸びず、輸入先から契約が打ち切られる。
システム天井の機能性・利便性に精通した佐藤は「日本にシステム天井を普及させたい」との思いから岩綿吸音板を主に製造する別の建材メーカーに海外製システム天井の営業活動を行い、その会社へ転職。
輸入販売のみならず、日本の建物に合うよう改良した独自のシステム天井の製造を開始する。
ESTABLISHMENT
創業者・佐藤和夫と、後に二代目・代表取締役を務める池田弘孝と共に大久保に会社を設立。
GROWTH PERIOD
高度経済成長期の余波を受け、ビルが次々に建つ時代。
新宿における新築ビルのシステム天井施工を一手に引き受ける。
都庁
ランドマーク
恵比寿ガーデンプレイス
PUBERTY
職人の数と品質を担保して、材工支給型として、材料の販売のみならず、工事を重視する体制へと移行。
“施工”できることを強みに、ゼネコン各社や工事部事務所の信頼関係を構築。
システム天井のパイオニア企業、「システム天井ならば、藤工」という高い評価を得る。
キャロットタワー
ゲートシティ大崎
品川インターシティ
CHANGE PERIOD
時代の流れとともにシステム天井の規格化により、コモデティ化が進み、価格競争に突入し、技術をウリとしていた藤工の競合優位性が失われる。
SECOND GROWTH PERIOD
既存のシステム天井のメリットを活かした高級システム天井の開発に着手。
自社ブランドのシステム天井の開発でさらなる企業価値向上をめざす。